2021年07月24日(土)12時半~(50-休25-45)
竜宮 亀の姫と季の庭
新国立劇場1階正面

演出・振り付け・美術・衣装デザイン:森山開次

<配役>
亀の姫:米沢唯
浦島太郎:井澤駿
時の案内人:貝川鐵夫

フグ接待係:五月女遥、飯野萌子
サメ用心棒:井澤諒、福田圭吾
タイ女将:寺田亜沙子
イカす三兄弟:原健太、小柴富久修、趙載範

織姫:五月女遥
彦星:福田圭吾
立田姫:本島美和

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オリンピックも始まってうっかりテレビ漬けの休日になっているけれども
舞台の感想も早めに書いてしまわねば。

オペラパレスに入って舞台に置かれた玉手箱を見たとき、そうだったこうだったなと思い出した。
あれから1年。もう1年なのか、まだ1年なのかいずれにしてもコロナで大騒ぎな時間だ。
今回も関係者の発症があったようだけど無事開催されて良かったです。

今回は去年見ていなかった組で鑑賞。
米沢さんはしっとりと和風のカメさんでかわいらしかった~!
そして神様になった時の神々しさ迫力はさすがでございます。
井澤王子は髷になっても似合っていた。でも太郎というより若殿様な雰囲気。和風でもノーブル。
しかし演技面はなんかぼーっとした感じがあって
演技なのかどうなのかあまりそこは自分の好みではなかった。
でも鶴になった時のりりしさは素敵だった。やはり姿かたちを愛でる方がベストなんかな?

柴山さんと速水さんが主役になって抜けたせいか配役の入れ替わりが目立ったように思う。
この日も見たかったんだけどオリンピックを取ってしまったので…
きっと来年もやってくれると信じてます。

貝川さんは狂言回しの怪しさ満点。とても似合っていた。
フグたちもかわいらしかった。
織姫彦星はきれいだったけどちょっとあっさりめに感じた。
ドングリはパーフェクト。ここだけガラでやってもいいんじゃない?キャラ立ちNo.1。
マンボウは着ぐるみで視界が狭いのではと思っていたけど、よく見るとメッシュらしい。
去年は視界を心配したけどメッシュなら大丈夫ですね!
あとたい焼きくんはパロディですね。去年もいたのは気づいていたけどあまり関心を払っていなかった。

不満と言えばやっぱり亀姫と太郎ががっつり組んで踊る場面が少なく感じるところ。
キャラクターが多いので薄まって見えてしまってもっと見たい願望アリ。
踊りを長くするか振付を派手にするか希望。
あと配役表が割愛されていた。去年のは全キャラクター分がリーフレットにあった。
ホワイエに張り出しでもいいのであると良かったと思う。

コロナの緊急事態宣言中なので50%ということだったけど、
客席は結構埋まっていた。売らない分を含めて50%にした?
今回はカーテンコールの後に撮影撮影時間が設けられていた。
以前シンデレラのときにガラケーで撮ったらだめだめだったので
今回スマホに期待したけどやっぱり難しい。
一応一枚掲載。
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