2021年06月11日(金)14時~
ライモンダ(60ー休25ー35ー休20ー35)
新国立劇場バレエ団
オペラパレス3L

改訂振付:牧阿佐美

指揮:アレクセイ・バクラン
東京フィルハーモニー交響楽団

ライモンダ:柴山紗帆
ジャンド・ブリエンヌ:渡邊峻郁
アブデラクマン:速水渉悟

ドリ伯爵夫人:本島美和
アンドリューⅡ世:貝川鐵夫
クレメンス:廣川みくり
ヘンリエット:五月女遥
ベランジェ:浜崎恵二朗
ベルナール:中島瑞生

ワルツファンタジア:渡辺与布、廣田奈々
スペイン:寺田亜沙子、木下嘉人
チャルダッシュ:奥田花純、小柴富久修
ヴァリエーション:池田理沙子
パドカトル:中家正博、原健太、浜崎恵二朗、中島瑞生
パドトロワ:中島春菜、廣田奈々、横山柊子
ライモンダ

 
ライモンダ3回目。
平日だ。有給休暇を取った。とれてよかった、有意義だ。
平日のせいもあると思うが今日はすいていた。1階は9割方埋まっていると思うが
上の階は半分以下かも。
今日は3階。そう、どんどん席が遠くなっていく。明日に至っては4階だ。
先日同じB席なら2階も近くていいと思ったけど、3階はコールドが立体的に
とても美しく見えることに気が付いた。裾がひらひらできれい。やっぱり3階も捨てがたい。

今日の目的は柴山さん。渡邊王子も好きなんだけど、柴山さんの主役はなかなかないし、
ライモンダは彼女の硬質な踊りに合っていると思うので楽しみだった。
芯の強そうな役が似合うと思う。ニキヤの時も良かったわー。
ジゼルとかやってくれないかなー。
例えるならお衣装の色でもあるサファイヤの輝き!
インタビューでヴァリエーションの解説をしていたけどその通りだった!
(本人解説だから当たり前か)
アブデラフマンとの絡みは、どうしよう、困ったわ→目が離せない、な展開ですね。
心揺れる表情が良く分かった。(でも異国のダンスを見ているときは楽しんでましたね?)
ずっと右側の席だったので表情がよくわからなかったけど、この日解決。

渡邊さんは3階席からでもわかる大ジャンプ。着地音が軽いと思う。ソロは安定だった。
今回PDDは頑張りましょうです。
夢の場で組んでいる時と三幕リフトでひやりとしたところあり。
マントも踏まれちゃったり。マントはちょっとしたアクシデントなのでいいのだけど
二人で踊るところは安定感大事だと思います。
帰還のシーンでは何するんだ、喧嘩上等な態度が歴戦の騎士っぽくて良かった。

期待の速水さん。テクニックは強いけど、色気がまだ足りない。
見た目海賊!?そして惚れた女を手に入れたい気持ちが上品すぎます。
ここは柴山さんの演技に助けられた気がします。
チャンバラに期待しましたが、ここも初日の組み合わせは超えられず。
最後、未練っぽく死んでしまうのは良かった。
チャンバラは難しいことが良くわかりました。
ロミジュリの福岡VS渡邊のファイトあれはとても良かったなあ。

前半アブデラフマンだった中家さんはパドカトルに紛れていた。
気配が消えている。変幻自在…!

観劇もあと1回を残すのみ。
こんな単純なお話、4回も見られるだろうかと思ったけど、今や終わってしまうと思うと悲しい。
話が単純な分、踊りで説得しなくてはならないからダンサーは大変かもしれない。